染谷 亜里可 - Contour 輪郭

takikenji

2026.9.18 – 10.22

《Contour》本, 2026

ケンジタキギャラリー 六本木では、9月18日(金)より染谷亜里可展「Contour(輪郭)」を開催いたします。

本展では、ベルベットの布地を脱色するという技法で光と影として立ち顕れるような図像を描き出す《Decolor》シリーズを中心に、「本」の形態となった新作《Contour(輪郭)》やドローイングを展示いたします。

近年は今村哲氏とのアーティストユニット「D.D.」として、「内が外より大きい」など日常的に認識している空間の感覚を惑わせるような体験を伴う構造体を制作・発表している染谷ですが、本展はケンジタキギャラリーでは7年振りの個展となります。染谷亜里可の現在をぜひご高覧ください。 


新作 Contour(輪郭)は、転換が主要なテーマです。

密やかな狙いはゴルゴンからペガサスを生むこと。

聳り立つブルータリズム建築の歪な輪郭を、アクソノメトリック図の方法でパズル感覚で「内側の輪郭」に転換しました。

”同じ輪郭” でありながら、下側から見上げる遠近感は、奥に窄まる遠近へと変換し、凹凸が入れ替わる。今回はこれを「本」にしました。

作って発見したのですが、本は閉じてこの世界に物として存在していますが、中は(フィクションや数学などの形のないものが存在する)如何ようにもなる代物なのです。

この構造が contour のコンセプトに重なり合います。

染谷 亜里可 



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