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Paul GOEDE |
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how not to make art
11 Statements 1998 |
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| 1. 作品の写真を撮ることはできない。作品のディメンションのためカメラ を通して作品を見ることはできないからである。 2. 作品はいわゆる思考という、人類の可能性の10万年に及ぶ経験に関する ものである。 3. 作品には人類の起源についての問いに先立つ問いが含まれている。 4. ダイヤモンドと隕石は物質である。 ダイヤモンドは大地の奥深くで形成され、火山によって噴出する。 5. 構成は２つの石と３つの何も無い空間によって作られる。 １つの空間は１つ目の石の下にある。 この石は床から高さ約96cmの壁面にある。 ２つ目の空間は１つ目と２つ目の石との間にある。 ２つ目の石は１つ目の石から約111cm真上に置く。 ３つ目の空間は２つの石の上方にある。 寸法はすべて全体のバランスによるもので各々の寸法自体に意味はない。 数値は建築的な空間と石の大きさによって変わる。 6. 石は視界の端に現れる。 その小さな石に集中することによって、壁は空間となる。 空間の経験により、その建築的要素は消える。 7. ダイヤモンドは炭素である。 元素記号Ｃはダイヤモンドである。 Ｃはダイヤモンド、炭素、そして木炭である。 Ｃはまた、記号であり、音であり、see （シー / 見ること）である。 8. 言語と作品の関係は極限にある。 9. 隕石は宇宙から来たものである。 これは人間が手にとることができる最も古い物質、我々の天体軌道と 同じ45億年の古さである。 10. チューイング・ガムは口部の伝統におけるひとつの作品であり、最古の 芸術形態である。 チューイング・ガムは、毎回最新の流行色で製造される。 今、ここで、の経験について扱っている。 話すことと見ることの間にあるエロティシズムに直面させる。 11. これは芸術作品ではない。なぜなら今写真に撮ることができる。 アーティストとして、その場に居合わせ、人と出会うことが、この人間的 仕事のために不可欠である。 人と向き合い、モダニズムやポストモダニズムの最先端の状況について議 論したり批判したりする。それがすなわち、芸術作品を作るということで ある。 |
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Copyright 1998 Paul Goede / 邦訳 ケンジタキギャラリー
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