未分類

鋤柄 ふくみ Fukumi SUKIGARA

takikenji

1982-

略歴作品展覧会歴主なコレクション

二重の森, 2026

略歴作品展覧会歴主なコレクション

1982
石川県生まれ
2007
愛知県立芸術大学大学院油画専攻終了
2025
「瀬戸現代美術展2025」に参加
2026
ケンジタキギャラリー初個展

現在、愛知県瀬戸市在住、制作。

作品略歴展覧会歴主なコレクション

鋤柄の作品は、一見すると抽象画やシュルレアリスムのような異次元の世界を思わせるが、注視すれば草木や人などの具体的なイメージが立ち現れる。この独特の世界は、「平らなところに平らでないものを描く」という絵画の性質を、身体的な行為を通して探ることから生まれている

鋤柄はキャンバスを「耕す」ように手を動かし、線を引き、絵の具を塗り重ねる。遠くのものと近くのもの、現実と意識下のもの、こちら側と向こう側といった異なる空間やイメージをひとつの画面に引き寄せ、切り、繋ぎ合わせながら、平面の上に複雑な層をつくり出していく。

そうして身体的な行為と、絵との応答の積み重ねによって生まれる密度の濃い画面は、山と穴、内と外が入り混じるような深い奥行きを持ち、見る者の視線を作品の中へと力強く引き込む。

赤いソファ, 2026

絵は面白い。平らなところに平らでないものを描いている。折りたたんだりつぶしたりして世界を平らな面に押し込めている。

遠くのものも近くのものも同じ場所にくっつける。奥に掘り進むように絵の具で進んでいくと、掘っているのに絵の具は積み重なって盛り上がる。絵のなかで、山も穴も同じようになる。

線を引く。蔦のように家の外も中も這い回る。線が閉じればかたまりのある物になる。細くて硬いペン先は空間を切る。線は無限に切り進むから、紙は一見変わらない一つの平らな面のままなのに、捻ったり裏返ったりしながら空間を広げていく。

線にのって私はしたことのないポーズもできる。目を伸ばして自分の背中に触ることもできる。断ち切られたところは別の空間を開く入り口になる。

自身の体を使って感覚したり作用したりする、行為そのものによって絵を作っている。

描いたり切ったり別のものを繋げたりしていると、耕してるみたいだなと思う。現実も意識下のものも取り込まれていく。向こうからやってくるのを待っているような時間もある。まるで人まかせのようだけど、これはこういう絵になるんだとわかってくる時がある。そういう時は面白くてたまらないのでできることならずっと触っていたいと思う。

鋤柄 ふくみ 


展覧会歴略歴作品主なコレクション

主な個展 主なグループ展

2010
「はだか」 白土舎(愛知)
2014
「生活」 masayoshi suzuki gallery(愛知)
2018
「穴」 masayoshi suzuki gallery、野方の空白(東京)
2023
「風景」 Art space & Cafe Barrack(愛知)

主なグループ展主な個展

2005
「絵の回路」 ギャラリーG(愛知)《’06-’12にも》
2008
「drawing-考える手」 名古屋市民ギャラリー矢田
2011
「around」 GOHON(愛知)
「密度Ⅰ」 アートラボあいち
2013
「であ しゅとぅるむ」 名古屋市民ギャラリー矢田
2014
「パープルーム大学」 山下ビル(愛知)
「パープルーム大学Ⅱ」 熊本市現代美術館ギャラリーⅢ
2015
「VOCA展2015」 上野の森美術館(東京)
「パープルーム大学物語」 ARATANIURANO(東京)
「MULTI LAYER」 アートラボあいち
2016
「となりの人びと-現代美術 in 春日井」 文化フォーラム春日井(愛知)
「X会とパープルーム」 もりたか屋(福島)
「あいちからの発信/発進-愛知から世界へ-」 名古屋市民ギャラリー矢田
「INTERWOVEN〜編み込まれた世代〜」 名古屋市民ギャラリー矢田
2017
恋せよ乙女!パープルーム大学と梅津庸一の構想画」ワタリウム美術館(東京)
2018
「パープルタウンでパープリスム」神奈川
2024
「『す』、『し』と『せ』のあいだ」総持寺駅アートプロジェクト第13回展示(大阪)
「real SOU #13 『す』、『し』と『せ』のあいだ」ソシオ1銀行跡特設会場(大阪)
「Funny Boneと移動する日常」茨木市福祉文化会館、他2会場(大阪)
2025
「瀬戸現代美術展2025プレエキシビション”greens”」愛知県立芸術大学サテライトギャラリー SA・KURA
「瀬戸現代美術展2025」尾張東地方卸売市場「ふれあい市場せとの里」他(愛知)
「わからないけれども… I don’t understand, but…」たんぽぽの家アートセンター HANAギャラリー(奈良)

主なコレクション略歴作品展覧会歴

愛知県美術館

記事URLをコピーしました