カラフルな既製品を用いたインスタレーションや、鏡やラメ、ガラスを使った立体や平面作品、また写真や映像など幅広い表現で注目を集め続ける鬼頭健吾氏。大胆な色遣いと素材の組み合わせによって、直接身体感覚にうったえるような、独特な空間を生み出しています。
"carousel"(回転木馬)と題された今回の個展では、スライドプロジェクターを使い、色と光が回転しながら混ざり合うような新作のインスタレーションを発表します。
また、人型をなぞった曲線を何重にも重ねたペインティング "cosmic dust”シリーズの新作や、ガラスを使った立体作品も展示予定。
尚、鬼頭健吾氏は、豊田市美術館にて開催予定のグループ展「カルペ・ディエム 花として今日を生きる」(2012年6月30日 - 9月23日)にても、新作を出品します。
■オープニングレセプション :
6月23日(土)6:00-7:30pm (作家来日)
鬼頭健吾
1977 名古屋市に生まれる
1999-2001 自主運営スペースdotの設立、運営に携わる
2001 名古屋芸術大学絵画科洋画コース卒業
2003 京都市立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了
2008-2009 五島記念文化財団の助成を受け、ニューヨークに滞在
2010年2月より文化庁芸術家在外派遣研修員(2年間)としてベルリンに滞在
現在、ベルリン在住
■主な展覧会 :
2001「現代美術名古屋2001NAGOYA」名古屋市民ギャラリー矢田 (名古屋)
2004/2005「日本の新進作家vol.3 新花論」東京都写真美術館
2005「ベリーベリーヒューマン」豊田市美術館(豊田)
2006「VOCA展 2006 現代美術の展望ー新しい平面の作家たち」上野の森美術館(東京)
2007「六本木クロッシング」森美術館 (東京)
2010 個展「変成態 -リアルな現代の物質性(Vol.7 鬼頭健吾)」ギャラリーアルファM(東京)企画:天野一夫
2010 個展 The Daiwa Anglo-Japanese Foundation 大和日英基金ギャラリー(ロンドン)
2011「ARTIST FILE 2011 - 現代の作家たち」国立新美術館(東京)
2011「世界制作の方法」"Ways of Worldmaking" 国立国際美術館(大阪)
2012「カルペ・ディエム 花として今日を生きる」豊田市美術館(愛知) 2012年6月30日より